アイアンマン70.3セントレア~!
私事ではありますが、先週末、晴れてというか、とうとうというか、ついに50歳になりました。
facebookやtwitterを通し、多方面からお祝いのメッセージ、有難うございました。
20台から30、30台から40になるときはこれといって何にも感じなかったのに、さすがに48~49になったあたりから若干ショックを感じ始めての50歳突入昔は「人生50年」といったようですが、好きなことをさせてもらい、可愛い孫たちにも囲まれて、色々あったものの、まずまずの50年ではなったかなと思いますが、ここで立ち止まらずにもうしばらくは走り回りたいと思っています。
そんな50歳と2日目の日曜日、愛知県常滑市で行われた「アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン」に出場してきました。
昨年は腰の状態が悪くトライアスロンに参戦しなかったため、約2年ぶりのレースとなった今回。間際まで若干のアクシデントはあったものの、久しぶりのレースを楽しんできました。
前日の9時には現地入りし、選手登録とブリーフィングの行われるセントレア・中部国際空港に。色々なトライアスロンの大会があって、その大会その大会によって、いろんな盛り上がり方をするけれど、ironmanはやっぱり華やかなで、おのずと気分も盛り上がる。
今月はじめに、現地練習会に参加させていただいたおかげで、コースレイアウトは大体頭ににはいっているので、いつもは初出場の大会で出る不安感はなし。
全国の久しぶり~なアスリート達とも再会を喜び、選手登録後は早々にホテルに退散し、レースウエアにゼッケンつけたり補給食を最終確認後、バイクをチェックイン。いつも間際までバタバタする自分にしては、気持ち的に余裕をもって8時半にはベッドに横になりました
明けてレースデー。この時期にしては珍しく、グチョルとタリムの2つの台風が押し寄せて、一時はどうなることかとヤキモキしたが、海は若干風があるものの、ほとんどベタナギ。天気予報も最高気温が28度くらいとこのうえ無いコンディション。4時過ぎには、前日みつけた和菓子屋さんで買い込んだ赤飯とコンビニのとろろ蕎麦で、この日のエネルギー源を注入。最終チェックをして、6時発のスタートエリア行きのシャトルバスに乗り込む。
バイクにエアを入れて、最終チェック(したもののいざ走り出すとケイデンスセンサーがズレてて作動しなかったんですが)し、バイクグッズのトランジッションバッグを預け、いざナンバリング
レース前のこの時が一番気持ちが引き締まるというか、今日はやったるで~って気分になるのは自分だけでしょうか
その後は2キロほど離れたスイムスタート地点に移動し7時半のレーススタートを待ちます。今回のレースは7時半にプロがスタートした後、10分ごとにカテゴリー毎にスタートするウエーブスタート。自分達50歳~54歳の第6ウエーブはプロがスタートしても45分後なので、他のウエーブスタートを見ながら、だんだん気持ちを高めていきます。
そしていよいよ自分達のスタート熱い一日の始まりです。
スイムはワンウエイの1.9キロ。前日までの予想通り、潮の流れは追い潮で水温も23度くらいと、ウエット着用で気持ちよく泳げます。同カテゴリーが170人足らずでいつものようにバトルもなく、いい感じで泳ぎ始めて500メートルくらいで急に胸が圧迫されるような苦しさに。これまでもウエットスーツを着て泳ぐと何度か経験したことがあるんだけど、よりによって今回出るとはここはあせらず一度休憩して、ウエットスーツに水を通したりしながら、心拍がおさまるのを待ち、再度泳ぎはじめます。200メートル後くらいに再度苦しくなったものの、その後は順調さを取り戻し、どうにかスイムフィニッシュ。時計を見ると29分台だったので、タイム的には悪くないですが、追い潮ということで他の人も早いはず。2~3分はロスしたであろうが、ここは気持ちを切り替えて、バイクのトランジッションに向かいます。トランジッションの7分も要し(オッソ~
)いざ
90キロに
最初の10キロくらいは平坦なれど、そのあとは1キロで30~70メートルのアップダウンの繰り返しその平坦な最初の区間も、港近くの護岸道路を走るため、路面状況が悪い悪い。ブリーフィングでも注意が必要とアナウンスしてたけど、パンクする人が続出。あげくに自分の前方50mくらいで段差にタイヤをとられ落車し、その後ろを走っていた人がその上を乗り上げてコケルのを目の当たりにして、肝を冷やしながらも気持ちを引き締め、延々と続くアップダウンと、何回まわらすネンと怒鳴りたくなるほどのUターンを繰り返し、90キロのバイクパートを3時間4分で終了。涼しい天気にも助けられたにもかかわらずAve30Km/hで走れなかったのは力不足。前半は2時間50分ペースで走ってたけど、最後に脚にきちゃいましたネ
残すところは21キロ走るのみ
涼しかった天候も、このころから日差しが強くなりはじめ、弱った体を容赦なく照らしつけます。走り出しは今までのレースでは経験したことのないくらい脚も軽く、やはり1週間前のリレーマラソンで感じた調子の良さはホンモンやったと気分よく距離を稼ぎます。バイクに乗り出し忘れ物に気づき「シマッタ」と思ったのがシオ。いつもはアスリートソルトか梅チューブをウエアのポケットにしのばせるんやけど、この日はあまりの涼しさに今まで忘れていたのが、ランの最初のエイドでシオタブレットを見つけ、大量に補給。これでしばし安心したのもつかの間。「こんなとこ走るって聞いてないで~」と思うほど、皆生トライアスロン名物の歩道橋みたいな物を登らされ、その後はこれまた護岸道路がコースなため、5~6段の階段の昇り降りが何箇所かありそれがジャブのように効いてきます。キロ4分40~45くらいで快調だったラップも、残り10キロを切ったころからハムストがピキピキといいだし、少しペースを緩めます。12キロをすぎた辺りからレースMCのウィットさんの声が聞こえだす。ランコースは13キロ地点で一旦ゴール地点の横を通りすぎ、その後周辺を何度か折り返してゴールするレイアウト。このころからは応援してくれる人々の数も増え、最後の力を振り絞りゴールを目指す。そして5時間29分でゴ~~~ル
目標の5時間10分切には遠く及ばなかったけど、最後のランを1時間42分台で走れたのは納得かな上には上がいるということは真摯に受け止め、バイク走力をあげて、また次のレースを目指したいものです。
最後にこの日のために自分達の遊びにお力添えいただいたレースボランティアの方々、本当に有難うございました。
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